氷上のデブ

思いついた、試した、いつまで続くか分からない。

家の中と人混みの中

 ツイートってものは、本当に「つぶやき」で、何かに対してちょっとした文句みたいな事を言いたくてツイートするにも「何に対して」ってとこをカットしたり、語尾をぼやかしたりしてやわらげたり、はっきりとは何を言っているのか分からなくしてしまったりする事もできる。それでもツイートは許される感じがする。勿論、毎回毎回そんなツイートだといやらしくて仕方ないけど!
 一方ブログは。
 「ためになる」ブログはまた別の話としても、ブログの記事というのはひとつの「作文」である気がして、全く身構えるとかはないし堅苦しい文章で書く事もないんだけど、明らかに「つぶやき」ではなく「日記」だ。ひとかたまりの「作品」といってもいい。随筆というような。
 それでも身構えない。肩が凝る訳でもない。
 そして、逆に「つぶやき」であるツイートの方が、色々気を使う。非公開アカウントじゃないしね。
 なぜかなって事は、私は自分の場合だけど、分かる。
 ツイッターは清水坂とか産寧坂なんだよね(その場所じゃなくてもいいけど、人の流れのある所なら)。 
 そこで、周りに聞こえる声で何か言っていたらば、そのあたりの人に聞こえる。実際聞こえていなくても、聞こえているような気がする事もある。
 そういう状況。
 一方のブログは、家の中なんだよ。
 家の中でいろんな事を言っている。友達が呼び鈴ならしてやってきて、玄関から入ってきて、出したお茶飲みながら言っている事を聞いて、そんで帰っていく。時々手土産あったりとかしてね。
 そういう感じ。
 だから……そういう事。
 家の中だからさ、だらだら話してても、まぁ聞きたい人は聞くさ、時間来た人は帰るさってね。
 通りだと、あんま耳障りな事ずっと言っていたら「うるさいよ!」って言われちゃったりするじゃない。
 外と家の中の緊張感の違いは明らかにあるし、そもそも、その中の静かさが違うものね。
 どちらも面白味があると思う。適度なバランス、自分に合ったバランスってのが大事なのかもしれないなー。

 バランスといえば、この間書いていた小説のテーマに絡むけれど、それを収録した本の原稿を作る作業、だいぶ終わりに近づいてきたよ。
 最後の1ハロン。
 そういう感じでしょうか!!