氷上のデブ

思いついた、試した、いつまで続くか分からない。

ひとりごと【よみもん】

『浴室には誰もいない』を読んだ

コリン・ワトスン 著、創元推理文庫。 英国ミステリだよ! と、英国ミステリ好きな人に手をふって呼び集めたいところだけれど、ちょっと個性があり、そこが合わない人は読み進めるのに時間がかかるかもしれない。 読んでいると、随所にギャグ(ユーモアと言…

『邂逅』を読んだ

このところ読書スピードが激落ちしているのでいい気になって読み終えた本を放置しすぎた。ちょっと、忘れてるかもしれないから、パラパラと振り返りながら書こう。 キャンディス・フォックス 著、創元推理文庫。 ここのところ出くわしていなかった骨太のミス…

『漂流』を読んだ。

吉村昭 著、新潮文庫。 新潮文庫の古い?フォントだったので、始めのページはそれがめちゃめちゃうれしかった。この頃はフォントサイズも大きくなって、写植じゃなくなってっていう事があるのかな、この頃のフォントとは違うのが多い。読んでいない時間にち…

『悪い夢さえ見なければ』を読んだ

ちょっと前に読み終えたやつだが。 タイラー・ディルツ著、創元推理文庫。 はじめ、翻訳のせいなのか、ちょっと読みづらいところもあった。意味を取り違えたりなどもあったので、これは読み続けられるかなと思ったが、しばらくすると慣れたのか読み進めてい…

『失踪者』を読んだ

シャルロッテ・リンク著、創元推理文庫。 はじめから面白かった。 どのシーンも「何か起こるな」「どこかへつながるな」という予感にあふれていて、ミステリらしさが大きかった。 しかしちょっと、進むにつれて私の主人公に対する感情移入とか共感とか、そう…

『バッド・カントリー』を読んだ

C・B・マッケンジー著、ハヤカワ・ミステリ文庫。 舞台がとても厳しい土地。メキシコとの境なのかな。気候も暮らしも厳しい感じ。 そういうところで起こる事件に、私立探偵である主人公が取り組むのだけど、ずっと静かな感じで話が進んでいく。序盤からスロ…

『カササギ殺人事件』『死のドレスを花婿に』を読んだ。

ブクログってやつをやってるんだけど。読書に関するあれこれを登録、整理などできる。シェアもできる。 そこで読んだ本の感想をかいたもので、こちらにも読書感想文を書いておこうと思った。 カササギ殺人事件 booklog.jp リンクは広告ではなく、単純な?ブ…

本の好きなところ

ちょっと、寝込んでいた。よろよろとではあるが、少しずつ起き上がってきている。 本が売れなくなって、本屋さんが閉店するという話をここ数年ちょこちょこきく。 電子書籍、通販を利用する人が多くなったからってのが大きい理由かなと思ったりする。活字離…