明るいメンヘラにゃりつぃんです。
って言うのは冗談だが。私はメンヘラというより、ただの?精神病患者だね。
多分。
昨日、過眠になったと書いたけど、今回一日で終わった感じ。
そうすると、躁鬱繰り返しだからめっちゃ元気になりそうなもんだけど、それは持病がもっと悪い頃の話で、今はそう状態がないのでそんな風に元気になったりはしない。春夏は多少パキっと元気になるけれど。双極性障害の治療は、たいていそう状態をなくす事が大切で、それが第一の目標だと思う。私もそうやって、気分安定薬というものを飲み、少しずつそう状態の程度をやわらげていった。今も時々「そう転しそう」って思う気分の時があるけど、そういう時にそれを高めていってしまう行動をとらぬように気を付けている。要は、脳を興奮させないようにするって事なんだけど。
それはさておき、自宅療養をしていると、うつ状態が終わった時に普通の生活に戻るのが難しい。
冬は、あまりに元気な時が短くてどうしようもないけど、春になってきて、全体の底上げがなされた時、ちょっと元気な暮らしっていうものに移行しづらいって事がある。
主治医に相談した事があるが、仕事をしている人、家に居ても家族のために家事をしている、子育てをしているなどある人は、多少「まだしんどいなー」「まだ布団からでたくないなー」って気持ちがあっても「だいぶよくなったなー」ってのがあれば「仕事行かなきゃ」「ごはん作らなきゃ」「子供起こさなきゃ」みたいな事があると「エイヤ!」って、「普通の生活」に戻れるけど、そういうのがない私のような独り身の自宅療養者は「エイヤ!」がないからなかなか「病人気分」から抜け出せないのだそうだ。
工夫がいるんだね。
だけど、本当に、一生布団の中にいたいって気分なのよ。
しかししかし、その「一生布団の中にいたい」ってのは、「まだそんなによくないよ」っていう一つの脳からのメッセージかもしれないから、私は布団の中にいる事にする。
でも、ちょっとよくなってくると、うつ状態の時には「~したくない」ばかり、ひどい時にはすべての意欲は死ぬ事にしか向かないとかそういうのだったけど、そういう自分の中心の感情以外の事を考え始める事が増えてくる。
私の場合は、創作の事を考えはじめる。
悪い時は「もう創作などやめてしまおう。誰も望んではいない」って思っているけど、よくなってくると「人が望んでいるかどうか」という事は考えなくなる。ネタやストーリー、絵の構図などがぽろぽろと出てき出す。
机の前に座ってそれらを形にすべくパソコンのキーボードを叩いたりボールペンを握ってスケッチブックにあれこれ書きなぐったりすればいいんだけど、そうしようって気持ちと「布団の中にいたいです」っていう気持ちが混在するって状態になっているから難しい。
「エイヤ!」がないんだから。
それで、そんな時、無意識にやっていた事でさっき気付いたことがあった。だから、それをブログに書こうと思って机の前に座った。
これもそうなんだけど。
とにかく「ネタをやりましょう」「ブログ書きましょう」「組んであるプロットがあるから本文書きましょう」などなど、色々出てき始めた時、「エイヤ!」じゃなくて、そろりそろりと匍匐前進する。そうやって元気な日々へ戻る。秋冬は元気な日々が短すぎて、匍匐前進のまま次のうつ期入っちゃうけど、それはまぁそれ。
匍匐前進とはどうするかって話だけど。
それは、一気に布団から出ないって事をやる。
例えば。
今なら、ブログを書いているけど、その前は布団の中にいた。布団の中で、今日はブログを書くのかどうなのか、今日はなんかしんどいし休んでもいいか、みたいに思っている。でも、眠ってしまうような状態ではないから、ある程度よくなっているのよね。
それで、ブログを書く方が療養的にもいいと思うから、書く事にする。
でも、書いた後またすぐ布団に戻ったらいいよって自分に言っとく。
これがあるとないとで、布団から出られるか出られないかってのが全然違う。
更に言うと、そうやって布団から出てブログを書いている内に、自分で思ったより元気な事に気付いて、執筆したりラクガキしたりできる場合もある。
そしてそこから「普通の生活」に戻れる事もある。
「エイヤ!」がない分苦労するけど、逆に時間はあるので、こうやって「ダメ人間」みたいなやり方で(「みたいな」だよ)復活できるよう自分を誘導する。
今日だって、今、机の前に座れるとは思っていなかった。夕方まで寝るんだと思っていたから。でも、色々頭の中に浮かぶから、とりあえずブログ書いてまた寝ようやっていいながら起き出した。
この分だと、もう少し他の事できるかもしれない。
実は昨日もそうやってブログ書いたんだけど、昨日はその後またすぐ寝た。
寝たり起きたり……難儀ではあるが、自分の脳みそなので付き合っていくしかない。
なんかさ、双極性障害の人で芸術というか創作というかそういう創り出す仕事をしている人、そういう才能ある人って多いよね。だからって私がそうかというと、それは全くないんだけど、そうじゃなくて、そういう人もこういう症状と付き合いながら色々やっているんだろうなって思うから。勿論、「普通」の人たちもね。仕事してる人もいるしね。定期的にうつ期が来る中で仕事をやっていくっていうのは本当に本当に、頭が下がる。
頑張れ、みんなー。病気じゃない人もねー。うつ期はないかもしれないけど、しんどい時は誰もあるもんね。無理は禁物だけど、なんとかなんとか、頑張って欲しい。
うぐぅ……こやつら、かわいい。