氷上のデブ

思いついた、試した、いつまで続くか分からない。

バランスなんだよな~ 実弥の頭編

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 今日は遊び本のためのアイキャッチ画像を描こうってなことで、学パロの実弥さんを描いていたのだが、この人は顔を描くのは比較的描きやすい。私の絵柄を持ってきやすいという意味でだが。
 しかし髪の毛が難しくてね。
 いつもだいたい、髪がちっちゃくなる。
 それで、今日は大きめのアタリを下絵のところで取っておいた。
 そしたらデカすぎてね! なんか、自分で「これでなかなかかわいらしい」と思ったんだが、原作を確認にいったら「いや、これは実弥ではない」ってなって。そこから暫く原作をよみふけり(定期)、そんで戻ってきたまた直した。
 原作と自分の絵柄の融合?みたいなところが二次創作ってめっちゃ難しいと思うのよね。自己満足が第一だとは思う。だって、二次創作って自分のためにしてるんだもんね。自分の魂を鎮めるために(全く鎮まらず逆効果説もあるか)。
 だけど、その自己満足のなかに「これじゃない」みたいなのはやっぱりつらいからその域は脱したいっていうのがある訳で。
 だからいい融合ラインを見付けてそれを手に目に定着させていかねば、結構描くのがつらい(時間がかかって)。
 ま、他から見て「あなたこれはぜんぜんあの子じゃないじゃない」とか言われるのは仕方ない。でも、二次創作たるもの自分を満足させられねばやはり……やはり!!(だから何なんだ)。
 そんでまぁ、今日はいつも妥協している実弥殿の髪の毛を、ちょっと何度か描き直したりして(デジタル万歳、ベクター万歳)、今までで一番納得いく感じにできたので覚えておかねばなーと思った。

 鬼滅の絵で一番難しいのは顔の感じを自分の絵に取り入れる事だ。勿論人それぞれ元の絵柄が違うから私の場合なんだけど。
 童顔なのよね、吾峠先生の絵はね。だから、顔の中身のアタリを取る時、いつもの自分の取り方で取るのは取るけど、そうするとなんかアゴが長くなったり目がめっちゃでかくなって「赤ちゃんか!」ってなったりするのよ。
 大変であった……。
 今も大変なんだけど、もう、慣れて?くるとだんだん自分の絵柄も変わったりなんだりして(絵は描き続けるとずーーーーっとマイナーチェンジっていうか微妙にアップデートされていくよね)、後、自分が自分の鬼滅絵に見慣れて(いいのかそれ)気持ち的に落ち着いてくる。

 で、結局一番描きやすいキャラって誰なんだろうなーって考えると(いつも描いている五人で言うとだが)、私の場合は伊黒さんかな。あの人を「うわー! 誰だこれー!」ってなって描き直す事は、初めて描いた時からずっとない。多分、ない。
 後、縁壱さんなんだが、始めめちゃめちゃ描きづらくてめちゃめちゃ描き直し確率が高かった。が、あまりに頻繁に描くために自分の絵に慣れてしまったりして(だからそれいいのか)、描き直し率は下がった。
 そしてこの二人は描いててめっちゃ癒される。なんか癒される。だからよく描く、そしてどんどんこなれるっていう循環ね……。

 もう一度言っておくが、二次創作は程度はあるだろうが、自己満足が一番!!!
 模写ではないところが味だし、私も人の二次創作を読みに行くとき、自分の好みに合っていて、描いている方の手になじんでいるのが一番読んでいて見ていて満足する。
 絵そのものを練習するためによく鬼滅の絵も模写している方を見かけたりするが、早く絵を描く事に慣れて、こっちの沼にこないかなーって思いながら見ている(怖い怖い)。

 ちなみに。

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 アイキャッチ画像、遊び本の。
 今回のやつは、タイトルから決まったので早速作る事ができた。
 本文の方もだいぶ書いている。エピソードをプロジェクトペーパーに書いて地図のようなものをこしらえているが、それを見ていると、第一章はまだ分岐が足りないのかしらなんて思ったりもする。
 が、チョイスによって短く終わったりいろんなシーンを見せられてから章の最後にたどりついたりってのがあって楽しいかもしれないから、ま、色々と考えていこうと思う。