氷上のデブ

思いついた、試した、いつまで続くか分からない。

ちょっと涼しくなったな、からの、海が怖い話

 今日はだいぶ涼しい日だな。前日とその前の日くらい、雨がざざーっと降ったし。
 また猛暑が戻ってくるかもしれないけど、毎年お盆すぎると「風がかわるなー」と思ったりする。ちょっと、爽やかになる。カンカン照りの日でも、風は爽やかだなって感じるね。そりゃ、八月の後半ともなればもう、秋が準備完了していて、出発できるように環境も準備を整えていくのだろう。暑さに辟易して「もう許してくれぇ」なんて思っていたのに、涼しい風を感じたりすると「夏も終わりか、寂しいな」と思い始めるんだから、人間とは面白いものだね。
 うむ、実に寂しい。
 私が子どもの頃、オカンの実家へよく行った。
 海が近くて、泳げる浜へ行ってよく泳いだ。夏休みは結構長く滞在したので、私は滋賀県に生まれ育ったけど湖で泳いだ記憶はなく、思い出は海ばかりだ。
 そんな子供の頃、オカンに「お盆を過ぎたら海で泳いだらダメだ」と言われた。仏さんが足を引っ張るという理由だったが、水がぐっと冷たくなるんじゃないかなって想像する。お盆すぎたら風が爽やかになるくらいだからね。
 でも、ニュース見てるとお盆過ぎても海水浴での事故を見かける。今の人は「お盆過ぎたら……」っていうのは教えられなかったり気にしなかったりするのかなと思うけど、死なずにいられたのに死んでしまうなんていうのは勿体ないはなしだから、お盆過ぎたら気を付けて欲しいなって思う。どうしてもなら波打ち際とか。浮き輪に座って?ぷかぷかなんていうのはめっちゃ流されそうな匂いがぷんぷんするからやめたほうがいいような気もする。海は怖い。
 ちなみに……大人になって、社会人になっていたと思うけど、二十代のある時、私は絶対の絶対に海には入らないってなってしまった事があった。それからずっと絶対の絶対の海には入らないってなり続けている。恐ろしくてね。舟の甲板から下を除いただけでもお漏らししそうになる。恐ろしい。
 何が怖いって、海そのものというか、サメだね。サメが怖い。
 ニュースで漁師さんがサメに襲われて亡くなったというのがあって、そのずたずたになったウエットスーツの写真が載っていて、それを見た時何がツボにハマったのか知らないが、本当に恐ろしくて、それ以来海には入らないと決めている。どんなに浅くても何が起こるか分からない世の中だから海には入らない。
 多分、今なら湖も入れないと思う。なんかすごい怪魚がいたらどうするんだって思っちゃうもんね。見えないから(涙)。怪魚ハンターの番組観るとかは結構好きだけどね。
 海と湖、そして川と頭に浮かべて見たら全部怖いね。浅い川なら怪魚もいそうにないからいいけど、底が見えない状態の川はダメだ。底が見えないの、ダメ(落ち着け)。
 泳ぐ用事もないからいいんだけど。
 それでもやっぱりね、子供が溺れてるのを見かけたら……いや、体型的に溺れる確率が100%近いから助けを呼びに行くか……。実際のところ、余程体力や筋力のある人でないとなかなか溺れている人を助けるのは難しいだろうな。そういう人でも難しいという話も聞く。助けようとした人が亡くなるっていうニュースも、本当に悲しいよね。もう、怪魚が助けてくれよ(落ち着け)。

          

 8月はエアブーの参加申し込みをした。
 新刊ないので、ラインナップは前回と同じっていうかもう、ほんとずっとこれなんだけど。とにかく申し込んだ。
 そのため、昨日は拍手絵を描いていた。久々も久々、チョー久々にクリスタを起動して絵を描いた。
 もう、目が見えないね。老眼がね(涙)。画面そのものが見えないというより、老眼になってから目が疲れる頃合いが早くなってしまってね。だんだんどこにも焦点が合わなくなってしまう。仕方ないね。
 そんな訳で、また小説のネタ出し(まだここで止まっている)もやりつつ、エアブーの準備もしていこうと思う。