氷上のデブ

思いついた、試した、いつまで続くか分からない。

本ができあがってきた!

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 『らせんしんどろーむ』である。三作品収めた中の一作のタイトルをとった。
 入稿してから納期までかなりあったので、「おっ、こんなところでお久しぶりやね」みたいな「再会感」が、表紙を見た時はあったんだが。
 傾けるとキラキラっと、紙のきらめきがイラストに反映して、その「再会」っぽさは消し飛んだ。
 背表紙もね、背表紙なんてないものね、web上ではね。

 やはり本はいい!!!

 それに尽きる。久々にそれを再認識した。
 ただ、自分のミスで小説本文の組版、フォントサイズが小さすぎた。これはびっくりしてしまった。何度も確認したんだけど、足りなかった。

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 すぐに、次の本の組版を直した。印刷してみないと分からないけど、今回よりはだいぶ読みやすくなってると思う。
 イラストページのカラー印刷も思った通りの色味で大満足だった。これまでCMYK印刷で、プレビュー画面でめちゃめちゃ悩んでなるべく再現できるようにしてもいまいち上手くいかなかったけど、今回はRBGで高彩度印刷をしてもらって、本当によかった。

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 高彩度印刷の話をしながら柔和な色味のページを写真に撮っているが……。

 ま、そんな感じで、本ができたと。
 これは10月10日のイベントに委託で参加する時のためのやつ。後から通販も考えているのけど、とりあえずそこに向けて作った。
 次の本をどこへ向けて作るかっていう事を今日考えていた。次はエアかなと思うけど、とにかく開催される日を書き出して、印刷屋さんの見積もりフォームみたいなやつで計算してって色々やって、だいたいの入稿日をメモっておいた。
 次もいい本ができるとよいなと思う。

 ところで、この前の記事で体調の事をかいていたが、その後がくーんと調子を落としてしまい、ホント、つらかった。つらい日の後は眠い日があって、二日ほど過眠、本格的な過眠に陥って寝ていたけど、今日ようやく普通に起きてられるようになった。
 ただ、調子がいいのかと言うと、そうでもない、平均台の上歩いてるみたいな感じがあるので、あんまり無理しないよう、自分が「これを見ていると気分が落ち込んでくるよ」って分かってるものは見ないよう、気を付けながら原稿やっていきたいと思う。

 では、また!!

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